ふぉーえばーやんぐ【大日本帝国文藝倶楽部】のポイント

ちょっと内気な○校生、小早川アキヲ。
通学途中によく見かける、とある女子校生に
心を惹かれる様になっていた。

気が付けば、彼は彼女の後をつける様になっていた。
内気ゆえに声もかけられず日々募る想いは
ゆっくりと、しかし確実に道を踏み外していくのであった。
彼女の事を知りたいという衝動に抗えず、
彼はいつしかストーカを繰り返す様になっていた。

その日も彼は彼女の後をつけた。
買い物をするでもなく、ナンパについていくでもなく
一人で街をブラつく彼女。
彼女は何をしているのだろう?
そして一瞬目を離した瞬間、彼女を見失う。
「えっ！?どこに行った?」
慌てて辺りを見渡して、彼女を探すアキヲ。
その矢先、背後からかけられた声。

「ふふ、誰を探しているのかな?」


僕の恋は終わった。
いや、始まったのか。