同人サークル「猪武者」様の作品です。 結婚を目前に控えた女友達、伊澄。
前祝いということで、主人公の家で宅飲みをすることに。
学生時代から一番仲が良く、ボーイッシュだったこともあり、まるで男友達のように接していた。
しかし、久しぶりに会った伊澄はあの頃の面影も残しつつ、女らしく・可愛くなっていた。
酔いも深まったところで、伊澄は口を開く。
「私さぁ、中学の頃までアンタのこと好きだったんだ…。」
突然の告白に動揺を隠せない主人公。
「私、可愛くなった?」
『あぁ、なったよ…』
「じゃあ、…抱ける?」
『でもッ…』
「キス以外ならいいよ…
全部…私なりの、けじめのつけ方だから…」
<「一線を越える」というのは、
こいういうことなのだろうか。
そして、その一線を越えた後も俺たちは、
友達でいられるのだろうか―…>
学生時代の恋心に決着をつけて、前に進む。
親友だった二人の、ちょっぴり切なくも官能的な一夜。